みんな大好きパウダースノー

日本人だって深雪滑り好きだよ~!

前月中旬の新聞記事に、志賀高原スキー場(長野県)の焼額(やけびたい)に新たなスキーコースが出来たことが紹介されていました。いわゆる非圧雪の自然のコースでパウダースノーが楽しめます。全長600メートル、最大斜度34度と本格的です。
一般的に日本のスキー場のコースは機械で圧雪していて「ここを滑ってください」と滑るところを分かりやすくしてあります。コース外に出て迷ってしまうことがないように。
また、新雪の深く積もった斜面は滑るのに技術も必要ですし、もしスキー板が外れてしまったら探し出すのは困難ですから、スキー場としても”安全安心”のサービスを提供していたのだと思います。本当は冒険心としては、スキーヤーみんな滑りたかったのですが。
時代を経るとスキーのニーズも変わってきます。パウダースノーでも滑りやすい道具の発展、そして冒険心のあふれ出る外国人スキーヤーの訪問によって「非圧雪」コースが必要になってきました。毎年、コース外の谷を滑り降りて遭難するスキーヤー(特に海外からの訪問者)が後を絶たないのも大きな理由だと分かります。
いや~、日本人スキーヤーだって非圧雪のパウダースノー大好きだったよ。と愚痴を言いながらコースに行くのにワクワクしています。KK

11月中旬の新聞記事から
2023/12/5