スキー場での通信手段

思い出したらあなたは昭和生まれのスキーヤー

今や通信手段の筆頭は「スマホ(携帯電話)」と言って間違いないでしょう。一人1台の電話機なんて、30年前には考えられませんでした。携帯電話の歴史はこうです。1979年に自動車電話、1985年にショルダーフォン(月額2万円の基本料金に1分100円の通話料)、1990年代はポケベル全盛、1995年以降の端末買取制で一般に普及とそしてデジタル化(インターネットにも繋がり着メロや写メ)、2000年代で3G、2010年以降スマートフォンが登場します。したがって、1985~1995年のスキーブームでは携帯電話は、ゲレンデでの通信手段ではありませんでした。そこで、1987年公開の映画「私をスキーに連れて行って」がスキー場での通信手段にブームを与えました。無線機(トランシーバ)です。仲間同士がスキー場という山の中で連絡しあったり、助け合ったり、時には雑談で盛り上がったり、そんな姿を見て、若者たちを中心にスキー場での無線機がコミュニケーションツール(通信手段)に加わりました。「まぁ、ほとんどの人は無線機を忘れてしまっていると思いますが、私の場合、スキーだけでなく山登りの時にも同行者とのコミュニケーション(アドバイス、予定、雑談等)に使っています。楽しいですよ。KK

2024/1/26