ちょっと気になった日本のスキー場の未来について。
全国の人気のスキー場を保有していた西武HDが多くのスキー場と関連施設(ホテル)を投資ファンドへ売却、今やあの苗場や万座も所有者は海外投資会社です。最近は、妙高高原一帯(斑尾も)がシンガポールのファンドに売却され2000億円かけて大型リゾート化するようです。また、北海道も外国人に人気であるため、多くの宿泊施設が外国人オーナーになっていることは知られています。まぁ、円安も続き海外からは相当安価で優良物件であるようです。インバウンド需要により稼げるときに稼ぐことはスキー場にとって必要かもしれないけれど、はたして日本人は、スキーを冬のスポーツやレジャーとして選択してくれるのか、あるいはスキーヤーは続けてくれるのかと考えると少々心配になります。そもそもスキーは道具や衣服の準備、スキー場への移動や滞在にもお金がかかるので敷居は高いスポーツといえます。そして、買収したスキー場の投資回収のために高級リゾート化されたスキー場が増えると更に敷居が高くなり、スキーを始めようかという初心者(多くは若者)がいなくなってしまいます。お金持ちの外国人が日本のスキー場で我が物顔で闊歩する、そんな未来は寂しいですね。さぁ、どうすればよいのか?来週のスキー合宿(スキー教室)で話題になれば・・・、さぁどうだろう。KK