たいがいスキー合宿において初日の旅程は、人それぞれによって変わります。首都圏を出発地とすると、長野県の志賀高原スキー場までは自動車で4時間を要します。一般的に金曜日に仕事を終えて自宅に帰り、それからスキー場に向けて出発すると、途中の夕食を含めると午後11時半から深夜1時頃までの到着になります。ここで「半泊(0.5泊)」となり、暖かい布団の中でぐっすり睡眠を取ると、朝7時には美味しい朝食が待っています。朝9時にはゲレンデを気持ちよく滑ることができます。これが半泊必要派の行動です。一方、金曜夜は自宅で過ごして、翌日早朝4時出発して、スキー場到着が午前9時前という半泊不要派もいるわけです。宿の1泊料金より2000円(夕食相当)ほど引いた料金が半泊料金なので、早起きが得意な人は総コストでかなりお得です。
スキー三昧の若い頃は毎週末スキーに行ったので、朝早起きして熱湯を水筒に詰め、道中コンビニで朝食&昼食を買ってスキー場へ、朝リフトが動いたらスキー開始、昼は自動車の中で昼食&昼寝、そして午後たっぷり滑ってから宿に向かうのが定番でした(1泊で丸二日滑る)。パープルのクラブ員が総じて若かったころ、夜中に到着してからお酒タイム、まったく終わる気配がなく午前4時頃にやっとお開きになり、朝食時に眠くて反省する(今考えると半泊要らなかった)。
さて、最近は半泊するけど明るい時間にスキー場に着くようにしています(運転時の目の疲れ方が倍くらい違うので)。到着後、お風呂に入ってからお酒を飲みながら談笑しゆったりと部屋で過ごす、そんなのが初日の楽しみになりました。ということで半泊必要派にとっての理由も使い方も変わってきました。KK